02.経過 2 2009年秋
人間ドックでこうして異常を指摘されるのは相当症状が進んでから。
年に1回の人間ドック。この頃右目が本当に見えなくなりました。おまけに暗いのです。光を目の混濁が遮っていることが感じられるようにもなっています。KAY1もKAY2の目をみつめ「うん、少し白いよ」と言います。
本来、視力にして0.6を割ったら手術を…とすすめるお医者さんもいます。あまりに進みすぎると白濁した水晶体を超音波で破砕(乳化)して吸い出すのが難しくなるのだそうです。
で、ドックで計ってもらうと視力は0.2程度。うーん、ちょっと遅すぎたかなあ、と思います。
1週間ほどでドックの詳しい結果が届きました。目の「くもり」が初めて人間ドックで指摘されました。眼科医の受診を勧めています。そこで、さっそくドックのクリニックに電話し、紹介状を書いてもらうことにします。「病院の名前を教えてください」と言われ、一瞬、迷いますが、「A大学病院で」と答えます。
紹介状が無事届き、電話でA大学病院に尋ねてみることにします。
病院の大代表から眼科につないでもらいますが…出ない。呼び出し音の回数、思わず数えちゃいました。100回を超えたときに大代表のオペレーターが再び出てきます。「お呼びしているのですが、出てこないですねぇ。どうされますか?」「時間はあるのでもう少し待ちます。」
で、120回を超えたら出てきました。
凄く忙しい様子が手に取るようにわかります。電話での問い合わせはあまり歓迎されないかもしれません。が、対応してくれた人はそれでも丁寧でした。
要点は、今月終わりまで、Aドクターは外来の担当を外れている。従って、病院に来ても基本的に担当しない。が、眼科の受付で直接その旨を行ってもらえれば時間の空いたときに彼女が対応することもできる可能性はある。
また、この病院での診療の予約というのは再診のみ。たとえ紹介状があっても、今回は初回なので診療の予約もできないとのこと。
「つまり、一か八か来てみるしかないですね」
ということでした。やっぱり大きな病院ってのは大変なんですね。
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ご注意:
この体験記の中に登場する医師名と病院名はイニシャルではなく、レーシック体験記から登場順のアルファベットです。
また、医学は日々進歩しています。ここに書かれたことは2010年春現在の記録です。その点、ご注意下さい。
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