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09
手術1ヶ月前 1 別の適応検査〜セカンド・オピニオン
さっそく行ってみました。Bクリニック。新宿の高層ビルにあります。おしゃれな内装で、いかにも美容整形と母体が一緒という感じです。広いクリニックで賃貸料、相当払っているはず。儲かっているんでしょうねぇ・・・。で、入り口から中に入って圧倒されます。待合室に物凄い数の人。受付に行ってみると係は誰もいません。制服を着た係の人が慌ただしく部屋を行き来しています。忙しそう!! 3分くらいしてやっと受付にやってきたお姉さん。表情、おもいっきり疲れています。笑顔もなく、「本日、大変混み合っています。かなりお待ち頂きますのでご了承ください。」と仏頂面で一言。
実はまもなく値引きキャンペーンの締め切りとかで(って、こういうキャンペーンっていつもやっていないかい?ただ、今回はさらに安くなっているようで)連日大盛況なのだそうです。待合室には30人以上いるようです。
大学病院のときと同じで、客(!?)層は実に様々。20代から50代くらいまで。男女も半々。
3〜4時間という所要時間が確かどこかに書かれていたと思うのですが、予約制にもかかわらずまず最初の検査まで1時間待たされます。A大学病院と同じ検査があり、その後、医師の問診、さらに検査と続くのですが、とにかく待ち時間が長いのです。医師の2度目の面談が終わったのが病院に来てから5時間後。最後のガイダンスの終了で5時間半という長丁場になりました。さすがに疲れました。途中、1時間も何もしないで待つ時間があり、不安で受付に忘れられていないか確かめに行ったほどでした。
ま、これほど人が来ているということはそれだけ手術数が多いわけで、ホッとしますが。
ちなみにここでの視力検査の結果ですが、
右目 0.06 (−5.50)
左目 0.04 (−6.25)
乱視は左右とも −0.5
ところで、検査の過程で「お、やっぱり美容整形が母胎だなぁ・・・・」と感じた一コマが。
視力検査で検査用メガネにレンズを入れて両眼を1.5にし、その時に検査の方が一言。「今ご覧になっているのがレーシックを受けた後のあなたの状態です!」と高らかに説明。検査表にも「矯正視力1.5」と記入します。でも実際は、全員が1.5になるわけではなし、しかも私のような強度近視ではさらに確率は下がるはず。もっともそうした説明は後ほど医師の面談でちゃんとしてくれましたが・・・・。「この整形手術を受けるとあなたはこーんなに美しく・・・こーんなにスタイル良く・・・」って感じですよね。
で、この日実は他にもっと驚くことがありました。その医師の面談です。担当はBドクター。実直そうな先生から「適応ですが、ちょっと気になることがあります。両目に曇りがあるんですよ。これはもしかしたらブドウ膜炎の跡かもしれません。いままでに罹ったことはありますか?」「いいえ、記憶にないですね」「じゃ、知らない間に罹って自然治癒したのかもしれませんね。今まで何度もかかっている可能性がありますよ。レーシック手術は眼球を固定します。その際眼球に圧力がかかるので、場合によってはそのせいでブドウ膜炎が再び発症する可能性がないとは言い切れません」
ブドウ膜炎って???そんな危険性があるの?「いや、ちょっと脅かしたかもしれませんが、ただ、リスクは承知して欲しいのです。さらに、網膜剥離も以前なさっていて、それが治癒した跡がありますが、再び圧力をかけることでこちらも・・・・」
それって相当危険ってことですか・・・!?
面談後、カウンセラーの方と最後の打ち合わせです。そこで、カルテを見ながら「適応ですから・・・。危険性は指摘しますが、それほど気になさらなくても大丈夫ですよ」との話。でも、あれほど脅かされたんですが・・・。
そっかぁ・・・・。こうしたところではとにかく危険を排除することが大切。人気商売だから。指摘することで、実際にトラブルになった際に逃げられるとういことであり・・・。また、医師としては「生命維持に関係ない」手術ゆえ、すこしでもリスクのある人には受けさせまいとする気持ちが働いても当然なのかもしれません。
とはいえ、一応、手術に関しては適応。そして手術の方法はイントラ・レーシックとなりました。もっともこのクリニックではもっと仰々しい名前がついていますが・・・。(笑)
とりあえず、手術の日程だけ予約をいれておくことにしました。あとでキャンセルしてもキャンセル料はかからないということだったので。
家に帰るとすぐにインターネットでブドウ膜炎を調べてみます・・・。すると・・・これは結構深刻な病気です。最終的には失明に至るケースもある病気なんです。こりゃ思ったより大変だぁ!手術をうけるの止めようかナ?
例のA大学病院でも曇りは指摘されていたしねぇ・・・。(このときもっと真剣に耳を傾けていれば…A大学病院のAドクター、いろんなクリニックで大勢のドクターと関わりましたが唯一、白内障の可能性を指摘してくださっていたのですが、そのときはそれほど深刻にとらえていませんでした。Aドクター、「レーシックを受ける気持ちになったら改めて丁寧に検査しましょうね」と言ってくれていたのです。というのも白内障にレーシックは禁忌なのです)
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