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手術1年後 最新技術の手術を待つ?
右目の不具合、原因ははっきりしました。そして対処方法も。
あとは、白内障の手術をいつ、どこで受けるかということになります。
白内障は濁った水晶体を取り出し、眼内レンズを入れることにより、視力はそこで回復をします。ただ、セカンドオピニオンで聞いたように、レーシックを受けているため、屈折率の計算が通常のものでは合わなくなりどの度数のレンズをいれるのかの判断が難しくなります。一旦入れたレンズを取り替えるのは相当難しい手術になるそうです。
また、通常の保険での手術では遠くに視力を合わせると、近くが見えなくなり、完全に老眼鏡が必要になります。が、保険適用外の多焦点のレンズであれば、遠くと近くがそれぞれ見えるようになります。
実はBクリニックでは最近になって積極的にこの多焦点の白内障手術を始めています。レーシックの次に高齢化社会を見据え次の「商品」を着々と考えているようです。ただ、保険適用外ですから値段も高くなります。
実はBクリニックのE院長は業界で「神の手」と言われるほどの白内障手術の名手。おまけに、レーシックのデータもここにある。そうなると、ここ、Bクリニックで手術をうけるのが妥当かなとも思います。また、上記のように、万が一、計算がはずれ、視力がずれてもさらに無料でレーシックを受けることができ、矯正ができます。
そんなわけで、近いうちにこのクリニックで白内障手術をうけることになるのでしょう(追記:実はそうならなかったのです…続きは「白内障手術体験記」で!)。問題はいつかということです。
先日、もう一度Bクリニックへ検診に行きました。右目は0.4まで落ちています。5分ほどの診察でしたが内容は以下の通りです。
・白内障がずいぶん進んでいる。これはかなり支障があるのでは?
・もうすぐにでも手術を受けてもいい状態である。
・これ以上待つと、進行し、白濁が今以上にひどくなるが、ひどくなりすぎると、通常使う超音波での手術はできなくなり、白濁を吸収する結構大変な手術になる。
・レーシックをしたということは角膜を削っているため、屈折が通常とことなる。そのため、従来の白内障ではこのくらいの視力ならばこのくらいのレンズ・・・という経験則がなりたたない。そのため、視力をあわせるのが難しい。
・また、一旦レンズを入れた後は、それを取り替えるのは結構大変な手術になる。
・もしも白内障手術で視力があわなければさらにレーシックをすることも考える。
・保険対象は単焦点レンズのみ。それであれば、他の病院などへの紹介状は書く。保険対象でない遠近両用は数十万かかる。ここでできる。
E院長がたたみかけるように話します。「KAY2さん、私はもう右目がそれほど見えないんだったらもうそろそろ手術を受けた方がいいと思いますよ。それにひどくなれば、超音波での白濁の吸い出しも難しくなってきますしね」
結局、どのタイミングで手術を決意するかが大きなテーマになりそうです。
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