09.2010年 手術1ヶ月前検診 5 オリエンテーション
手術前から後までの流れを記した紙。とてもわかりやすく書かれています。
さて、本日はここまでが午前中の医師による診断で、休憩を挟んで全身検査、そして午後に本来は別の日に行うはずだったオリエンテーションと目の検査になっています。ところが看護師さんから「KAY2さん、色々と申し訳ありませんでした。調整した結果、午後まで待たず、今からすぐにオリエンテーションと検査ができますので、お待ちください…。と別室に通されます。なんとラッキーな!いろいろな出来事に駄々をこねず「いいですよぉ。」と、ニコニコ対応したおかげでしょうか???
まず、ベテランの看護師さんと1対1で面談。手術のオリエンテーションです。
とても明るく性格の良さそうな看護師さんでケラケラと笑い声の絶えないオリエンテーションになりましたが、きちんとポイントを押さえながら手術前日、当日、翌日以降と、どんな点に気をつければよいかを説明し、紙にメモしてくれていきます。
・前日より目薬が始まる
・手術後は3種類の目薬を均等な時間に入れること
・3種類の目薬はかならず5分間隔をあけてそれぞれを入れる。
・手術当日、朝食はOK。軽く。 手術後も食事はOK。
・お風呂は手術翌日から首から下までならOK。
・顔は医師から許可が下りるまで洗わない。絞ったタオルなどで拭くのは可。
・洗髪も医師の許可が出るまで一人では駄目、仰向けで他人が洗うのは可。
・手術中、もしもクシャミやセキなどが出そうになったら、すぐに医師に言葉で伝えること
・手術後は外出や眠る際、プロテクターを目に。
・帰宅後、痛みや変化があったらすぐに病院に電話を。
・仕事がどうしても休めないのなら手術の翌日からOK。だけど無理しないで(聖路加の本では1週間は休みましょう!とありました)。
などなど知りたかった事を色々と説明してくださいます。
面白かったのは目薬の入れ方。清潔に保つためにフタをあけるのに、フタを利き手の反対の手のひらを曲げ、外側にはさみ、利き手で目薬の本体をくるくる回して開ける。そのままフタをはさんだ手の人差し指で目の下を引き、利き手で目薬を入れる。終わって目薬を甲に挟んだキャップに入れてしめる…うーん、言葉では難しいですが、実際にやって見せるその手つきを見て「あ、そういえば看護師さん、みなこの入れ方をしていた!」と思い出します。きわめて合理的です。
最後に家族の付き添いの許可、クレジットカードの使用が可能かなどを尋ね(高額ですからカードは助かります。それにマイルも貯まる!)、約30分ほどで終了。
最後に全身検査となります。指定された検査は4つ。心電図、胸部X線、採血、採尿。広い病院に検査場は点在しています。部屋の地図をもらい一人で順々に訪ねていくことになります。看護師さん「すみません、この病院はあまり親切とはいえないんで、皆さんにご面倒をおかけします」と言われちゃいます。「いえいえ。探検するの、好きですから…」と答えますが、実際に、自分のペースであちらこちらのぞき込みながら、あるいは人間観察しながら、あちらこちらで検査してまわるのは、なかなか楽しい経験でした。検査がトータル1時間。
最後に会計をすませて薬を受け取ると、約3時間が経過。今日は1日仕事と思っていたので大助かりです。これから数時間が自由!わーい!!
実はこのとき、もう一つ、目の検査があったはずなのに、なぜか病院側もKAY2もすっかりと失念しています。結果、後日改めて呼び出しと言うことに…。
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ご注意:
この体験記の中に登場する医師名と病院名はイニシャルではなく、レーシック体験記から登場順のアルファベットです。
また、医学は日々進歩しています。ここに書かれたことは2010年春現在の記録です。その点、ご注意下さい。
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