13.手術前日
この病院の会計システムもよく出来ています。
待たない!クレジットカードOK!便利なシステムです。
このところネットでいろんな人の白内障手術体験談を読んでいます。
皆さんあっという間に終わったと言っているけれど、目を動かさないでいるというのは難しくないのかな?一人だけ「きょろきょろしない!」とお医者さんに怒られた人の話はあったんですが…。レーシックのときはホントに数分だったので大丈夫でしたが、今度は10分以上かかるようですし…。
今日、外は晴れてKAY1が部屋の窓拭きをしてくれています。いつも思うけれど、窓を拭くと不思議なほど部屋が明るくなります。つまり、拭く前、ガラスは微細な汚れが表面につき、曇った状態になっていたわけです。「どう?明るいでしょ?」と自慢そうに言うKAY1に「そうだねぇ、白内障の手術を受けたらこんな風になるのかな?」と言ってみます。
現在の右目はホントに何も見えない(ピントがあわない)んです。約14cmのところで一瞬ピントは合うのですが、それでもモノが重なって見えるのです。遠くのものは3つ見えます。そして、左目だけで見た場合とくらべ、右だけで見ると、全体に黄色っぽく暗い膜がかかったような見え方になります。典型的な「核白内障」の見え方のようです。
結局、左目だけでものを見ているので、段差のある場所はちょっと危ないのも事実。これがどうなりますやら…。
緊張をしないというとウソになりますが、一方で、聖路加の先生が書いていたように「リラックスされればされるほど手術も容易になる」ということなので、とにかくリラックスを心がけることが大切なようです。
幸いAドクターへのインタビュー記事がインターネットで見つかりました。それを読むと、ますますその人柄に感心します。高校生時代に、友達のように親しくしていた親戚がガンで亡くなり、それがきっかけで医師になろうと志したお話しとか、医療に向かい合う姿勢など。さらには学生時代にバイオリンに熱中した話にも音楽好きのKAY2としては親近感を覚えます。
あとは、Aドクターにすべてを任せましょう!
万が一、うまく行かなくても、自分のケースがまた貴重な「レーシック後の多焦点レンズ白内障手術」の症例データの一つになるわけですから、後々の人々の役に立つわけですし…。
というわけで、この日はもう一度明日の手術の予習(イメージトレーニング!?)をし、酒も飲まず早めに就寝しました。10時半にはベッドに。しかし、この日、昼12時まで寝ていたせいか、眠れずに1時間おきに目が覚める状態でした。途中、何度か、常夜灯を見つめ、目を動かさないようにと練習します。わりと難しくないようです。でも、よく考えれば、白内障の手術を受ける人がみな、同じような訓練をしているわけがない。それで、みんな手術を受けていると言うことは…多少目が動くぐらいは大丈夫なのでしょう。要はあまり神経質にならず、一点を見つめるようにしていれば、多少は動いても良いということではないかと思い至ります。そう思いついたらやっと安心したのか、眠りに就けました。
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ご注意:
この体験記の中に登場する医師名と病院名はイニシャルではなく、レーシック体験記から登場順のアルファベットです。
また、医学は日々進歩しています。ここに書かれたことは2010年春現在の記録です。その点、ご注意下さい。
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