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０３９　信頼のお風呂ラジオ
東芝 TY-BR30 ＆ SONY ICFｰS75V

２０１２年　３月２３日

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きちんとした作りのラジオ。

ラジオ好きのＫＡＹＳ。１日２４時間ラジオを聴いていたい。そう思うほど好きです。その結果、どの部屋にもラジオがあります。ということはもちろんお風呂にも。もう１５年くらい前に買ったＳＯＮＹのラジオです。ＩＣＦ－Ｓ７５Ｖ。幸い「ＳＯＮＹタイマー」も作動せず（笑）、頑丈に動き続けてくれていました。ただ、実は欠点が一つ。ＦＭバンドはＴＶの３ｃｈまでが入る設計になっています（さらに４ｃｈから１２ｃｈ）まで入るバンドも付いています。以前はそれが利点。かつてはテレビの音声を聞くことができたのです。が、地デジでアナログが終了し、現在は意味のない仕様になってしまっています。そして今は、デメリットにも。つまり、広いバンド幅をせまいスケールに閉じ込めているので、その分、ＦＭの選局がしにくい。我が家はＦＭ電波がよく入るので、各局ひしめき合っている中にうまくダイヤルを合わせなければらならいのです。

実はこのラジオで一番よく聴いていたのが Classic FM(UK)。ええ？と一瞬思われるかもしれませんが、当ブログをフォローしていらっしゃる方はおなじみ。そう、インターネットラジオを受信したものをFMトランスミッターでFM電波に変換して、飛ばしているのです。それをお風呂でも聴いていたというワケ。

だから、FMが選局しにくいのはちょっと困るなぁ…と思いながらも、不便を我慢しつつ、長年使ってきました。が、もう１０年以上。液晶の文字も薄くなり、買い換えてもいいかなぁと思い始めてきました。

そこで、調査開始。

すると、上記、ＳＯＮＹのラジオ、ロングセラーだったのですが、すでに製造中止。で、お風呂ラジオというのは結構需要があるので、いろんなメーカーから様々な機種が出ています。デザインも様々。ただ、ＫＡＹＳ的に条件をあげると、選択肢は狭まります。

・電池で長時間持って欲しい。
・しっかり防水できること。
・頑丈で長持ちするラジオ。
・ＡＭとＦＭの両方が入ること。
・選局が容易であること。
・スピーカーがある程度の大きさを持ち、音質が良いこと。

そうなってくると、実はその条件にかないそうなのは現在１機種だけということになりました。

東芝の出している防水形クロックラジオ CUTEBEATという名称の TY-BR30 です。実勢価格は４千円程度。

Amazon のレビューを見ても悪くない評価です。

結果、購入。

実際に使ってみると

【良い点】

・十分な音量。ただ音質は好みの差があるかも。SONYよりもやや丸い音で耳が疲れないけれど、逆に言うとメリハリに欠ける。
・電池の持ちは良好（単二電池３本で公称７５時間）
・つまみ類が操作しやすい
・チューニングは十分な幅がバンド全体にとってあり、容易。
・ACアダプターが付いているのもありがたい。
・ＦＭアンテナがＳＯＮＹはロングコードで見栄えが悪かったが、こちらはロッドアンテナ。見栄えが良い。
・目覚まし、スリープ、タイマーとホームラジオとして使うのにも十分な機能がある。
・イヤホン端子があり、それもふた付きで防水されている。
・取っ手があるので、持ち運び自由。お風呂だけでなく洗面所、台所などにも気軽に持ち運びして聞くことができる。

【改善を望みたい点】

・液晶はバックライトがあるのは、例えばキャンプなどには便利なのでしょうが、逆に、数秒でバックライトが消えると明るい部屋でも液晶は真っ黒で文字が見えません。ＳＯＮＹのような通常の液晶の方がお風呂やキッチンでの用途には良かったと思います。

右が十数年お世話になったソニーのお風呂ラジオ。

ところで、ＳＯＮＹのラジオ、いままで長年ご苦労さんと声をかけ、記念の写真をとり、さぁ、お風呂から引退後はどうしようかなぁと思ってスイッチを入れたら…なんと壊れてしまったようでウンともスンとも言わなくなりました。電池を入れ替えてもだめ。これにはびっくり、まるで自分の役割が終わったと感じて、静かに身を引いたみたい。

実はその数日後、たまたま手にした「片づけカウンセラー」、近藤麻理恵さんの本に同じような事が書かれていたのでびっくり！こんまり（近藤）さん、長年使った携帯電話を買い換え、ありがとうと古い携帯にメールを送ったところ、それを受信した直後、古い携帯は壊れて電源が入らなくなったそうです。こんな偶然、本当にあるんですね。

ＳＯＮＹのお風呂ラジオさん、いままでありがとう。お疲れさまでした。