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054 ウクアでバスタイムの癒しを… 
QRIOM(山善) UQUA YBP-22BT
2015年 5月10日


外見01
ご覧のように手のひらに載るサイズ。

さぁ、1日の仕事が終わってたぞ!今日は少し急ぎ足で家に向かうKAY2です。なぜかって?今日はお風呂タイムが楽しみなのです。それというのも秘密兵器がアマゾンから届いているはず…。

そう、上の写真にある製品。

山善(YAMAZEN)というメーカーが作っているBluetooth(無線)スピーカーの「UQUA」。なんと読むかですって?「ウクア…浮くわ」。脱力系のネーミングですが、その名の通り、このまぁるい、ソフトボールを少し大きくしたような形状のスピーカー、実は防水仕様で、湯船に浮かべることができるんです。

この製品を知ったのはある雑誌で。山善というメーカーは決して高級ブランドではありませんが、実は掃除機や調理機器など実力派の製品を安価にいろいろと出していることでその筋には知られています。

UQUA、外見がとてもよく似た製品をSONYが出していますが、そちらは防水ではありません。防水にして、お風呂の湯船に浮かべることができるようにしたところがミソ。

面白いアイディアの製品だなぁ…と興味を持ってネットで調べてみると…AMAZONでは何とレビューが167件!(2014年5月現在)

これは凄い。

結構人気の製品だということがここからもうかがえます。

レビューの中身を読んでみると結構皆さん気に入ってらっしゃる様子が伝わってきます。一方で実売価格は4千円を切っています。それなりの製品ということか、初期不良などの問題が少なくないことも分かります。製品の品質にばらつきがあり、簡単に言えば「当たり外れがある」ということですね。

何でも試してみたいKAY2、財布の中身が少ないことも忘れて買っちゃいました。

まず箱から出して、そのキュートないでたちに感心します。パールホワイトの本体、シンプルながら、結構愛着のわくかわいらしさです。

電池は単三が3本です(別売)。説明書によると30時間程度持つようです。我が家は充電池のエネループを沢山用意していますから、さっそく入れてみます。電源スイッチを長押しすると…「ポポポピッ」と柔らかな上昇音型の電子音(ボリュームは結構大きいです)が鳴り、電源が入ったことを知らせてくれます。左端のスイッチはLED。押してみるとブルーの光が球体下部をぐるっと囲むように光ります。もういちど押すと、光量が時間によって変化するモードとなります。ほぉ、なかなかヤルなぁ、おぬし…。

そしてBluetoothの設定はいとも簡単。手持ちのiPod Touchのブルートゥース機能をONにすると、すぐに製品の型番が表示されます。それをタッチするとあっという間に接続。特に数字を打ちこむことなくペアリング作業の完了です。超簡単。

外見01
お気に入りのヒューマンリーグも結構良い音で流れてきます。

そして、まずはradiko.jpを使ってラジオを聴いてみます。うん、ちゃんとスピーカーから音が出てきます。OK。そして、音楽を聴こうと、最近radiko.jpで始まった全国のラジオ放送が楽しめるサービスで神戸のFM cocoloを流してみると…。おや、意外とメリハリのあるしっかりとした音質です。中・高音のつややかでブリリアントな音が好ましく感じられます。

実はこのために手に入れたと言わんばかりの、「スマホでUSEN(こちらに記事が)」。こちらを鳴らしてみます。実はアマゾンのレビューで「ダイダイ」さんという方がUQUAのレビューを書かれていて、「「スマホでUSEN」との組み合わせが最高」とされていました。そもそも「スマホでUSEN」を知ったのはダイダイさんのおかげ。この製品との組み合わせのすばらしさも。ありがとうダイダイさん。

うわぁ、いいですね!とにかく音質がこの値段とはとても思えないのです。一昔前の数万円クラスのラジカセくらいの音質はあると思います。それが3千円台!もちろんモノラルですし、スピーカーのサイズは小さいので、低音はそこそこ。それでも健闘しています。おまけにこれも他のレビューアーの方が書かれていましたが、水に浮かべると、その反射のせいか、低音の響きが多少増強されます。

もともとお風呂は音が響きますから、そういう意味でも、音の様々な楽しみ方ができるのです。特にグレゴリオ聖歌なんてかかると…いやぁ、厳かな気分で入浴できちゃいます(700チャンネルもある「スマホでUSEN」には宗教音楽のチャンネルもあるんです)。

スマホでUSENではシーン別にもチャンネルが選べるのですが、バスタイム専用のものももちろんあります。「浴室でのメンタルエステに」というシーンだけで22チャンネル。中でも、「アロマ・ヒーリング」、「ネイチャー・ヒーリング」「おうちでスパタイム」なんてのを流しながら、バスルームの明かりを消し、LEDのスイッチをつけたまま湯船に浮かべると…。これはもう立派なリラクゼーションルームです。

外見01
ね、いいでしょ?ぷかぷかと浮いている姿そのものも心を癒やしてくれます。
せっかくですから、動画でも…。

ところで、この製品、値段に比して音質が良いので、お風呂だけではもったいない。防水機能を活かして、たとえば台所で洗い物をするときにも使えますし、屋外で草木の水やりの時に使うのもいいかもしれません。とにかく、いろいろなシチュエーションで使いたくなるんです。

ただし、防水とはいえ、スピーカー上部の穴からは水が結構入ります。したがって、使用後はフックにかけて水切りをする必要がありますし(そのためのフック穴もついています!)、水の中に沈めるのは不可。そのあたりはちょっとした心遣いが必要です。お子さんのいらっしゃる家庭では「沈めちゃだめよ」とちゃんと教えてあげましょう。

あと、操作性は若干の難点が。まずボタンが押しにくいのです。しっかり押したつもりでも、反応がなく、再度押してみるなんてことも結構あります。また、これも多くの方が指摘されていますが、ボリュームボタンがあるのですが(曲送り、戻しマークのスイッチを長押しすることで機能します)、押し続けてもなかなか反応が鈍く、音量がなかなか思うように調整できないという点も。経験的には5~6秒程度押し続けると、やっとボリュームが変わり始めるという感じです。

ただ、これだけの機能を持っているのに値段を考えると…じぇぇんじぇぇん気になりませんワぁ…ということですよね。UQUAは風呂に浮くわっていうだけでなく家計も浮くわってところでしょうか。(^_^;)

あとはどのくらい使えば壊れるのか、それとも丈夫に長持ちしてくれるのか、それが今後の問題というところかな…。

でも我が家にやってきて、大活躍の毎日。すっかりと家族の一員になった感があります。買って悪くない製品だと思います。うん、それにしてもアイディア勝負ですね。山善さすが!

外見01
暗闇に妖しく光ります…。

追記:

なんと数日前、新聞を読んでいたら、SONYが近日中にこれまで販売していた球体のスピーカーを防水にした製品を6月より投入するというニュースが。アイディアのSONYがパクリ!?と思わずビックリしました。売り出し価格は8000円前後とさすがにブランド価格です。さすがに後発、水深1mまで沈めてもOKだそうです。また、2つ用意すればステレオ化も。その他、色々と便利な機能も満載。さて、果たして、この勝負、どうなりますか…見物です。

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