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第1部 現実をみつめよう
03 自分一人で作戦会議


果たせない約束ってイヤなものです。年初に手帖の「今年の目標!」に書き込む「減量」という2文字。。そして、年末にそれを眺めてつく「ため息」。どうにかしなきゃ。あ、そうそう、減量のためにスポーツジムに通うのは?いや、ダメです。もともと運動が苦手で、まともな運動をしたことのない自分にとってジムに通うなんて想像できません。じゃ、食事制限?うーん、一応、趣味の一つがグルメ(ただしB級、C級)なので、食べ物を制限するのも辛い・・・という「甘ちゃん」なことを言っているから痩せないんですよねぇ。それは百も承知なんだけど・・・。

で、ある日、紳士服のお店でなかなか格好良いスーツを見つけ、それを買いたい!と思ったのですが、なんと、自分に合うサイズがないのです!悲惨。猛烈に欲しくなった自分としては、そこであっさりと「減量しよう」と決意します。

もちろん潜在意識下に「健康不安」があったのは確かです。それがないと服ごときで「減量」の決意をするはずがありませんから・・・。

で、作戦を練ります。

「苦しいことはイヤだ」

まずこの一言が頭の中に響きます。だって、苦しいことは続けられないもの。かつて20代後半のころ、ダイエットをしたことがありましたが、ある種とんでもない(苦しい)ダイエットだったため、確かに効果はありましたが、実際に痩せてみると、すぐに食事をもとに戻し、あっという間に体重も元に戻ってしまいました。いわゆるリバウンドです。

これを繰り返したくない!という気持ちがあります。

では、そのときはどんなダイエットを?

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