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第2部 二つの大きな柱の一つ ~ 運動
05 運動は?…歩けばいいのです


ダイエットにおいて・・・運動も重要なんですよねぇ。多分。とはいえ生まれながらの運動音痴の私は「きちんとした」運動はしませんが、歩くのだけは大好なんです。

以前住んでいた所は駅まで片道15分歩く場所だったのですが、引っ越して現在は徒歩5分。歩く時間が少なくなり、引っ越し以来益々体重が増えたような気がします。もしかして、歩くというのもカロリー消費に大きな意味を持つのではないでしょうか。

体重が順調に増えていた30代後半。そのころ、一つだけ人に自慢できることが出来ました。前から「歩く」ことは苦にならない人間でしたが、長年住んでいる東京の街をもっと知りたくて、カミさんと休日に歩き回るようになったのです。1日に5キロとか、10キロとか歩くのです。いままで名前だけ知っていて、行ったことのない場所。たとえば、「後楽園」であったり、「清澄庭園」であったり、あるいは「日本近代文学館」であったり。そんな場所を巡っていると、その途上でおもしろいお店をみつけたり、あるいは人間観察をしてみたりして、そのうち街を歩くこと自体が楽しくなってきました。

そして、ついに、通勤の途上でも、電車を手前の駅で降りて、会社まで1時間かけて歩くということを始めます。もちろん毎日ではイヤになります。天気の良い日に限る!と自分でルール化します。季節はちょうど秋から冬。東京は毎日晴れ。ということで、結果的に毎日歩くことになっちゃいましたが・・・。でも、反対に梅雨時はほとんど歩かず。天気任せなのも、それなりに楽しめます。つまり、ムリをしないというスタンスなんです。ある週は3日歩き、ある週は0日、ある週は6日なんて風に、自由気ままに歩いてみます。

で、その結果、思わぬ副産物が・・・。まず、歩いていると、思考がなぜかポジティブに変化します。これは不思議。どんなに悩んでいるときでも、歩いて20分以上たってくると、スイッチが切り替わったように積極思考に移ります。いろんなアイディアが次から次へと浮かんできます。よく言われる「エンドルフィン」効果なのかもしれませんね。そして、もう一つ。本稿の重要なポイント。なんとそれまでの体重増加にストップがかかりはじめたのです。

「楽しんで痩せる」

そんな標語が心に浮かびます。

これはいけるかもしれない。というわけで、「歩く」ということを続け、これを軸に、減量を本格的に試みてみようと思います。そのために、今度は、「食事の工夫」もしてみようと思います。

そこで、ある日、ふと考えました。

若いときと比べ、食欲は確実に落ちているはずです。実際、10年前に比べ、たとえば、同じお店に行って食事しても、会計が半額で済んでいることからも、それがわかります(うちはカミさんがラフな家計簿をつけていて、10年前の食事でどこに行ったか、いくら払ったかが記録されているのです)。でも、その一方で若い頃のクセでついつい、必要ないのに同じ分量を食べてしまって後で「食べ過ぎたぁ!」と後悔することも多いのです。若い頃の習慣はそうそう変えられないってことですね。

そこで、その中年になった利点を活かして、食事をまず減らすこと。そして、歩くこと。この2つを実践することにします。ちょうどタイミング良く、人間ドックの3週間前。人間ドックでいい成績を出そうと頑張ることにします(^_^;)。医療に造詣が深い(?)KAY1には「言語道断!人間ドックでは普段の自分の姿をみてもらわなきゃ意味無い!!」と怒られましたが、まぁ、ちょっとした実験ということで・・・。また、この頃、季節労働的な仕事の端境期になったことも幸いします。仕事の忙しい時期はふらふらで、かろうじて食べ物で生き延びているという感じなので、とてもではないけれどダイエットどころではないのです。

というわけで、しばらく考えて、次ページのポイントを押さえることにしました。

ただし、あくまで自分でできる「楽で、金のかからない」という原則を押さえます。

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