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01 最初の大腸憩室炎 1 それは静かにやってきた


それは2011年9月の出来事。

突然にやってきました。最初は全く普通の腹痛だと思っていたんです。
そのときの経過は以下の通りです。


1日目 最初におなかの張りのようなニブイ痛みに気づきました

2日目 一日中おなかの痛みが続きます

3日目 おなかの張りが続きます。そして、寒気で熱が出ているのに気づきました。

4日目 排便がまともにないことに気づきます。
      KAY2は本来お通じは良好なので、これは異常です。

5日目 僅かな下痢便が出ましたが、本当に僅かでした。痛みをこらえて出張に出ます。
      これは辛かった。

6日目 仕事場近くのクリニックに出かけます。
      そこで、おなかにくる風邪との診断が下されました。

7日目 どうも昨日の診断に納得できず、近所にある胃腸専門クリニックに行きます。


朝9時、診察前と言うことで、まだほかに患者さんがおらず、すんなり受付をすませて待ちます。この時間、すでに内視鏡検査はしていらっしゃるようで、奥からしきりとゲーゲーと声が続きます。自分は内視鏡ではないのだけれど、でも、なんとなくそんな音を聴かされると緊張しますね。

やがて名前を呼ばれ、診察が始まりました。初対面の先生ということもありさらに緊張が高まります。

とても真面目で大人しそうな先生です。しっかりと目を合わせて、KAY1の話を聞きます。

次にベッドに横になり、触診。左下を押さえたとき、痛みを感じます。右を押さえても左下が痛いんです。

さらにレントゲンをとり、待合室で待ちます。再び診察室に呼ばれると…意外な説明に。


・腹に来る風邪ではないのではないか。抗生物質は飲み始めたばかりだから効かないのではないか。

・腸閉塞ではなさそうだ。

・可能性1 大腸憩室炎

・可能性2 大腸ガン

・昨日別のクリニックで風邪ということで処方されたお薬の組み合わせは、風邪ではないにしても、実は最適な処方だったのでそのまま続けて欲しい。

・早急に内視鏡検査をしたい。

・それまで、急激に悪化する可能性もある。明日は日曜日なので、何かあったら救急に駆け込むこと。

・これから数日間「絶食」すること。ただし、アメを舐めるとかジュースを飲むというのは大丈夫。


以上がドクターの説明でした。

まず大腸ガンの可能性を指摘されたことにうろたえます。少し前に父ががんで亡くなったばかり。そのショックもまだ残っているのに、自分がガンである可能性があるというのですから。ただ、先生はこうも言います。「大腸ガンであれば、相当進んでいないとこういう症状にはなりません。今までの人間ドックで指摘されていないのであれば、可能性は高くないとは思いますが…」

そして可能性1の「大腸憩室炎」というのは初めて聞く名前です。簡単に説明をして下さったのですが実感がわきません。

さらに、「絶食!」とビックリします。生まれてこのかた絶食なんて経験がありません。できるの?と大きな疑問符が顔に浮かんでいたのでしょう、先生、「アメ舐めれば空腹はしのげますよ。」

また、今日の夜徹夜で仕事をしなければならないことを説明すると、

「あのね、基本的には仕事してほしくないんです。急変ということもあるし。どうしてもというのなら、周りの人に説明しておいて、急変したらすぐに救急車を呼べる体勢で働いて下さい。」

基本的に患者の話をよく話をきき、しっかりと説明をする人でした。実はKAY2が今回行くことになったのはKAY1の強いススメもありました。KAY1がかつてこの先生に腸の問題を見つけて下さったことがあったのです。業界でもトップクラスの腕を持つ人とのこと。でも、面白いのは、KAY1が言うには「とるにたらない病気の時には、あまりやる気がない雰囲気なの。でも、重大な病気になればなるほど燃える先生みたい」。

きっと今日は燃え燃えデーだったのでしょう。とても熱心な説明でした。

大量の飴とジュースを買い込んで家に戻ります。

その日の午後、仰向けに眠っていると、ずいぶん楽になります。ところが、横になると痛みが出てきます。また、相変わらず間欠的な痛み(あとで典型的な症状と知る)に苦しみます。そして、絶食のせいでしょうか、それ以降、やたら、食べ物の夢を見ます。

夜、仕事に出ます。どうにか何も起きない夜であることを望みつつ…。そして、抗生剤を規則正しく8時間おきに飲むことを心がけようと心に誓います。


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