07.2010年 手術1ヶ月前検診 3 レンズの選択
多焦点レンズ、メリットもあればデメリットも。しっかりと理解しましょう。
最後に手術、多焦点レンズ使用の同意書を渡した後、レンズの選択になります。
まず2種類の中から選びます。
A:遠くと中距離に焦点があうレンズ(屈折型:リズーム)
B:遠くと近距離に焦点があうレンズ(回折型:レストア、テクニス・マルチフォーカル)
中距離というのは50cmから1mの距離のことのようです。近距離というのは手元。
AはPC作業などの多い人向け。Bは書類など手元を見ることが多い人向けとなります。したがって、一般的な話としてAを選んだ場合手元の書類を見るにはめがねが必要になります。またBを選んだ場合はPC作業などをする時にめがねが必要になります
KAY2はBを選びます。
さらに、その中で二つの選択肢。
B1:夜間、暗い場合に遠くはより明るく見えるが逆に近くは見えにくい(昼間は近くも良く見える)レンズ
B2:遠くも近くもほどほどに均等なレンズ(その分暗い場所で遠くは見えにくい)を選ぶかを選択します。
B1は特に夜間運転される仕事などに就いている方に向いているという説明を受けます。KAY2の場合車を持っていませんから夜間運転するということも必要ないので、B2の均等なレンズで十分です。また、暗い場合に近くが見えにくいのもイヤですから…。
結果、B2を選択。その眼内レンズは米AMO社の「テクニス・マルチフォーカル」、2008年8月に認可を受けた回折型の新しいレンズとなりました。
おそらくB1はそれ以外の回折型、たとえばALCON社の ReStore だったのかもしれません。
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ご注意:
この体験記の中に登場する医師名と病院名はイニシャルではなく、レーシック体験記から登場順のアルファベットです。
また、医学は日々進歩しています。ここに書かれたことは2010年春現在の記録です。その点、ご注意下さい。
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